昔の自分に問う - 同じルアーがこんなに沢山なぜあるの?

 大学を辞めたとたんに新型コロナ自粛、そんな中、自給自足の田舎暮らしに挑戦し始めています。ブログを書き始めた理由の一つは、皆さんに日ごろの生活を紹介することで、自分のモチベーションを持続させるためです。海があり畑があるという恵まれた環境なのに優柔不断な私の性格が、時として、顔を表してしまいます。何か縛りのようなものを使って半ば強制的に面倒な作業的側面の準備を行なわせないと、どこかに逃げ出しそうな自分がいるからです。

 さて、皆様の役に立つようなことをブログに書けば数多くの方々に読んでもらえる、そのくらいの知識しか持ち合わせていなかったので、日々勉強しています。今日は、はてなブログの「グループ」というシステムを学びました。早速、どんなグループがあるのか検索してみました。自分のブログの内容とクロスしているものが、いくつも見つかってきました。例えば、「田舎暮らし」「健康」「ジョギング」「人生」みたいな感じです。そんな中でひときわ私の目を引いたのは、昔の趣味だった「釣り」を題材にしたブログです。見ていると、だんだん楽しくなってきました。そこで、ついつい押入れの奥にしまってあったルアーのケースを引っ張り出しました。

 

釣り歴

小学生のころは山梨に住んでいました。専ら渓流のエサ釣りです。山の奥の方まで入って、ヤマメとイワナを釣りました。とは言っても、イワナはなかなか釣れません。下流に生息するヤマメから上流域のイワナに移る境界線(ボーダー)のところは、両方の魚が混じっているので合わせが大変です。ヤマメは当たりがあったら直ぐに合わせる、一方イワナはちょっと待ってからの合わせです。当然、川の中は見えないわけで、どちらの魚がエサをくわえたかはわかりません。早合わせの私は、イワナを釣ることがほとんどできませんでした。ちなみに、私のお師匠さんは、イワナかヤマメかわかるそうです?

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同じような形をしたルアーが沢山あります

 その後は自家製の毛ばりで釣るフライフィッシングを経て、トラウト(ニジマス)を管理釣り場あるいは湖で釣るルアーフィッシングに没頭しました。特に40歳を過ぎてからは、管理釣り場に通いました。管理釣り場とはニジマスなどのトラウト系の魚が沢山放流されているところです。池の中に放流された魚の数が非常に多いので、一見釣れそうです。しかし、そんなことは全くありません。釣り人が多いために、魚はすれています。「すれている」とは、容易にエサ(ルアー)に食いつかないことです。そもそもルアーは生きたエサでなく小魚などを模した疑似餌ですので、生きたエサより釣れる魚の数は減ります。そんなこんなで、すれた魚を釣ることの難易度は高く、それなりに楽しめます。また、極端に糸を細くして、ハードルを上げます。極細糸だと中くらいのサイズのトラウトでも、手元まで引き寄せるのにかなりの技術と時間が必要になります。魚は全てキャッチアンドリリースです。そのため、針にかえり(フック)が無いのを使っていました。手元でリリースするときに、すぐに外れるようにです。

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なんで、同じのが6個もあるの?

 同じルアーが・・・

こんな釣りを楽しんでいました。2時間で2,000~3,000円くらいだと思います。その管理釣り場で使っていたルアー(スプーン)の写真を何枚か撮りました。そしてじっくり観察しました。同じルアーが5つも6つも、あるではないですか?2つならまだしも、5つとはなんぞや。よっぽど入手困難なルアーだったのでしょうか、記憶がありません。それにしても、よくもこんなに同じようなものを集めたものです。よっぽどストレスが溜まっていたのでしょうね、昔の自分。ヤフオクを利用して、貴重なルアーを集めいていたのは記憶しています。写真でお見せしているのは半分くらいなので、この倍はあります。小さいものは1個300円くらいです。大きいものや、ミノーと呼ばれるものは、高いと1個3,000円はすると思います。本当に無駄遣いをしていました。ルアー1個300円で、私の大好きなピーナッツチョコが3袋も買えると思うと、今更ながら言葉を失ってしまいました。

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大型スプーンとミノーと呼ばれる小魚ルアーが入ってます

 スプーンでカレイをゲットするぞ

田舎暮らしでは、海でカレイを釣ることを考えています。エサ代を節約するために、裏の畑で獲れるミミズで挑戦中です。ネットで調べてみると、スプーンでカレイやヒラメが釣れると書いてあります。そうならば、せっかく見つけたし、私の住んでいるところの近くには管理釣り場がないので、このスプーン達にも協力してもらって、カレイやヒラメに挑戦したいと思います。これだけあれば、なかなかなくならないでしょう。ちなみに、糸も細いのから太いのまで5種類くらい出てきました、万全です。ロッドは・・・・、あまり言うと家内がブログを読んだときに怒られます、このくらいにしておきます。

 

私が新たにお金を使うことなく、夕ご飯のおかずとなるカレイかヒラメを近い将来ゲットできることを、どうか皆様、お祈りしてください。