生態系の中で生きている実感

やっと降りました。十分と思う程にが降りました。こんなにが待ち遠しかったのは、生まれて初めてです。

 

午前の降りの合間を縫って、畑にダイコンコマツナの種をまきました。ラッキョウの球根を植え付けました。

 

庭の連結ポットには、新たにカリフラワーブロッコリーの種をまきました。

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キュウリ
ナスは、絶好調です。防虫網で覆っているキャベツブロッコリー、程度は下がりましたが、まだ、網の中でアオムシに食べられています。葉に産み付けられた卵が、網の中でかえったのでしょうか?今日は2匹、アオムシをやっつけました。バックアップ用として育てているプランターキャベツの葉の裏に、繭の中に身を潜めたさなぎを発見、合計3匹見つけ、やっつけました。

 

高校の生物では、生態系における有機物の生産と消費の関係生態系でのエネルギーの流れを勉強します。どちらにおいても、太陽の光エネルギーが出発です。この光エネルギーを緑色植物化学エネルギー①に変換し、それを使って有機物を合成します。成長した植物は、やがて一時消費者(植物を食べる動物)に食べられます。それを二次消費者(肉食性動物)が食べます。この関係性を見ると、光合成ができる植物がベースにあり、人間や動物が生きていることが明瞭です。

 

炭素循環に目を向けます。大気中の二酸化炭素を利用できる(固定化できる)のは生産者である緑色植物です。二酸化炭素を取り込んで有機物に変換します。大気中への放出においては、人間が石炭や石油、天然ガスを動力源として使い始める以前は、生物の呼吸、火山の噴火や自然発生の火事などで二酸化炭素は大気中に戻っていました。現在ではご存知のように、石炭・石油・天然ガスの燃焼で二酸化炭素が大量に排出され、大気中に戻っています。約2億年前のジュラ紀植物プランクトンの遺体が海底に降り積もり、分解される前に土砂に埋もれ、熱と圧力により石油ができたのではないかと考えられています。その億年単位の生産物を人間活動の100年か200年の超短期間で超大量に消費し、二酸化炭素を超大量に大気に戻しているのであれば、炭素循環のバランスが崩れしまっても当然ではないでしょうか。

 

こうやって改めて字にしてみますと、田舎暮らしの「野菜をつくり、それを食べる」、生態系の流れの中に身を置いてることが実感できました。

 

問題 下線部①は、具体的になんという物質でしょうか?

   下線部②を行う細胞小器官は、なんと言いますか?