ミミズでカレイは釣れないのか？

今日は、年に一度の胃の内視鏡検査でした。睡眠薬で寝たまま検査なのですが、我が人生で一番苦しかったです。

今日のニュースは、東京都の新たな感染者が60名に達したことを受けて、菅官房長官が緊急事態宣言に言及したことです。感染者の死亡率がそれほど高くないことがわかっているのに、怖がっている自分がどこかにいます。従来のインフルエンザウイルスでも、毎年、数多くの方々が亡くなっていたはずです。でも、それほど心配になりませんでした。しかし、新型コロナでは、心境が一変しました。情報を伝える側の立ち位置の変化で物事の捉え方がこんなに違うのかと、自分のことでありながら驚いています。恐怖を煽ることで視聴率を取る、こういう社会の在り方をそれなりに支持したのは自分です。まるで産地偽装をしている野菜業者が、その儲けたお金で産地偽装のお肉を笑みを浮かべて食べている状況に、酷似しているように思えてしまいます。

さて、これから書こうとしていることは、お魚釣りでご飯のおかずを調達してくる、田舎暮らしでは頻出の、自給自足の話題です。

大学を辞めて一番変わったことは、その通り、収入がゼロになったことです。それは予想がついていましたので、当然、節約生活を送っています。とは言っても、実は、我が家はかなり前から節約生活です。ほとんどのものは、中古品で調達しています。ヤフオク、ブックオフにハードオフなどお世話になっています。ダイソーさんやイオンのトップバリューもお世話になっています。

実は、40年以上も前の夏休みに、今住んでいるところの海で、おじさんと一緒にカレイを釣ったのを覚えています。何匹も釣れました。

私は遺伝子を扱う分子物学者でありながら、エサ釣りやフライやルアーを使った釣りの達人でもありました。なので、家にはかなりの数と種類のアイテムが保管されています。そこで、できるだけお金をかけずにカレイを釣りたい、できれば色々試してみたい、そして何よりご飯のおかずを調達したい、ということで、押入れの奥にしまってあった釣り道具を引っ張り出しました。畑に行ってミミズがいるか、確認してきました（釣り好きは、すぐにミミズを見つけることができます）。40年前くらいのハリス（写真に写っている上州屋と書かれているもので、値段を見てください）もあるのですが、これはさすがに新しいものを購入しています。ちなみに、リールはブラックバス用です。

さあ、準備は整いました。釣る場所は、40年前にカレイが釣れたところ（秘密）です。釣果は追ってご報告させていただきます、本当にミミズでカレイは釣れるのでしょうか?

追記：普通はゴカイという海のミミズみたいな線状の生き物を500円で購入し、餌にします。